二人目・年子でベビーカーをどうするか迷っている人へ

二人目や年子の出産を控えると、ベビーカーをどうするかは悩みどころです。上の子が使っていた一台を下の子にそのまま使い回せるのか、それとも買い替えるべきか、あるいは軽い2台目を足したほうがよいのか。子どもが二人になると、外出の仕方も荷物の量も変わるため、一台目のときとは違う視点で考える必要があります。
とくに年子のように月齢差が小さい場合は、上の子もまだベビーカーを使う時期に下の子が生まれるため、一台では足りない場面が出てきます。一方で月齢差が大きく、上の子がベビーカーを卒業に近づいている場合は、下の子に使い回したり、軽い一台を足したりするだけで済むことも多くあります。
この記事では、二人乗りベビーカーそのものの詳しい比較には深入りせず、今ある一台の使い回し・買い替え・軽量な2台目(セカンドベビーカー)という3つの選択肢を、どんな家庭にどれが向くかという判断軸で整理します。1台目・2台目の基本的な役割分担を先に知りたい人は、A型とB型の2台持ちの記事もあわせて読むと考えやすくなります。
関連: 1台目・2台目の考え方を先に見る
月齢差が小さいなら2台目、大きいなら使い回しか買い替え
結論を先に述べると、二人目・年子のベビーカーをどうするかは、上の子と下の子の月齢差と、上の子がまだベビーカーを使うかで大きく決まります。月齢差が小さく、二人とも乗せる時期が重なるなら、軽い2台目を足すか二人で移動できる手段を考える必要があります。月齢差が大きく、上の子が歩く・自転車に乗るなどでベビーカーをあまり使わなくなっていれば、下の子に一台を使い回すか、新生児期に合わせて買い替えるかで足りることが多いといえます。
迷ったら、この順番で絞ると候補が一気に決まります
一般的な選び方の目安です。最終的な仕様・安全表示はメーカー公式と取扱説明書でご確認ください。
- 月齢差が小さい(年子など):上の子も下の子もベビーカーを使う時期が重なりやすく、軽い2台目を足す・上の子用に軽量B型を用意する選択が現実的
- 月齢差が中くらい:上の子はたまに乗る程度なら、下の子に新生児対応の一台を用意し、上の子用に軽いセカンドを足す形が扱いやすい
- 月齢差が大きい:上の子がほぼ卒業に近ければ、下の子に一台を使い回す・新生児期に合わせて買い替えるだけで足りることが多い
- 共通の見方:1台目・2台目それぞれの対象月齢・体重・役割を公式表示で確認し、合計費用と置き場所で判断する
典型的なのは、下の子の新生児期に合わせて生後1か月から使えるA型(たとえばアップリカのラクーナ クッション、公式表示で生後1か月〜36か月)を用意し、上の子用に軽いB型(サイベックスのリベルやアップリカのマジカルエアー AI、コンビのAcbee plus)を2台目として足す形です。上の子がほぼ卒業していれば、下の子に使い回すか一台買い替えるだけで足ります。どの選択肢になるかは、二人の月齢差と上の子の使用状況で変わります。
編集部が整理した候補
折りたたむと自転車のカゴに入るサイズをうたうウルトラコンパクトな軽量B型。2アクションで小さくたため、帰省・旅行のサブ用途に向けて訴求されています。
参考価格: 約27,000〜30,000円(公式 税込29,975円・カラー/販売店で変動)
本体3.3kgの超軽量B型ベビーカー。片手ワンタッチ開閉とリクライニング幅を広げた『姿勢快適シート』、やわらかサスペンションを採用しています。
参考価格: 約16,500〜21,450円(希望小売 税込21,450円・実売で変動)
生後7か月〜4歳頃(体重18kg)まで使える本体3.8kgの軽量背面式B型。50cmハイシート・前輪16cm大型タイヤ・28L拡張式バスケットを備えます。
参考価格: 約22,800〜35,200円(希望小売 税込35,200円・実売で変動)
価格は変動します。リンク先で最新価格・在庫をご確認ください。順序は編集部が公式表示をもとに整理した目安です。
今ある一台を下の子に使い回せるか
まず検討したいのは、上の子が使っていた一台を下の子にそのまま使えるかどうかです。費用と置き場所を増やさずに済むため、条件が合えば合理的な選択になります。
対象月齢が下の子の使い始めに合うか
使い回しで最初に確認したいのは、その一台が下の子の使い始めの時期に対応しているかです。下の子が新生児期から使う予定なら、生後1か月から使えるA型・AB型である必要があります。上の子用に軽いB型を選んでいた場合、B型はおすわり後(おおむね生後7か月)からのため、下の子の新生児期には使えません。型と対象月齢を公式表示で確認し、下の子の使い始めに合うかを見てください。
消耗・劣化と安全に関わる状態を確認する
数年使った一台を使い回す場合は、タイヤの摩耗、ベルトやバックルの劣化、フレームのがたつきなど、状態の確認が欠かせません。安全に関わる部分に不具合があれば、使い回しは避けるべきです。リコール情報が出ていないか、消耗品の交換ができるかもメーカー公式で確認してください。本サイトは個体の安全状態を保証するものではないため、使い回しの可否は実物の状態とメーカー公式情報をもとに各家庭で判断してください。
上の子がまだ使うなら一台では足りない
月齢差が小さく、上の子もまだベビーカーを使う時期なら、一台を下の子に回すと上の子の分が足りなくなります。この場合は使い回しではなく、2台目を足すか、二人で移動できる手段を考えることになります。上の子の使用頻度が下がっているかどうかが、使い回しで足りるかの分かれ目です。
関連: 型と対象月齢の違いを確認する
下の子の新生児期に合わせて買い替える場合
上の子の一台が下の子の使い始めに合わない、または劣化している場合は、買い替えが選択肢になります。とくに上の子用に軽いB型を使っていて、下の子は新生児期から使いたいというケースで検討されます。
新生児期から使えるA型に切り替える
下の子を新生児期から乗せるなら、生後1か月から使えるA型・AB型への買い替えが基本です。深いリクライニングで寝かせた姿勢に対応するモデルを選びます。上の子はそのころにはベビーカーの使用が減っていることが多く、買い替えた一台を下の子のメインにし、上の子はたまに軽いセカンドで対応する、という組み合わせが扱いやすくなります。
上の子と下の子で重視点が変わる
買い替えるときは、上の子のときと家庭の状況が変わっている点も考慮します。子どもが二人になると荷物が増え、外出時間も長くなりがちなので、荷物カゴの容量や押しやすさを上の子のとき以上に重視したくなることがあります。逆に、上の子の送り迎えで身軽さが要るなら、軽さを優先する判断もあります。二人になってからの移動パターンを思い浮かべて選ぶとよいでしょう。
レンタルで時期をしのぐ手もある
買い替えるほどではないが今の一台では足りない、という場合は、必要な時期だけレンタルで補う方法もあります。二人乗りや新生児対応の一台を短期間だけ使いたいときに、購入とレンタルを使い分けると費用を抑えられます。レンタルと購入の判断は、レンタルと購入どっちがいいかの記事で整理しています。
関連: レンタルと購入の使い分けを見る
軽量な2台目(セカンド)を足す場合
月齢差が小さい家庭や、上の子もまだベビーカーを使う家庭では、軽い2台目を足す選択が現実的になります。下の子のメインに新生児対応の一台、上の子用に軽いセカンド、という分担です。

上の子用は軽さと取り回しを優先する
上の子用のセカンドは、ぐずったときや長距離のときにサッと乗せられる軽さと手軽さが効きます。アップリカのマジカルエアー AIは公式表示で3.3kg、コンビのAcbee plusは3.8kg、サイベックスのリベルは6.3kg(キャノピー除く)でコンパクトにたためます。上の子は体重が増えているため、体重の上限が大きいモデルだと長く使えます。Acbee plusは公式表示で体重18kg・4歳頃まで、リベルは22kgまで対応します。
2台分の置き場所と費用を見積もる
2台持ちは便利な反面、本体2台分の費用と、畳んで置く場所が2台分必要になります。玄関や室内に2台置けるか、合計費用が予算に収まるかを具体的にイメージしてください。最初から2台そろえず、まず下の子の一台を使ってみて、上の子の分が必要になった時期にセカンドを足すと、無駄な買い物を避けられます。
二人乗りは深く検討する前に運用を考える
年子のように二人とも乗せる時期が長いと、二人乗りベビーカーも候補に挙がります。ただし二人乗りは本体が大きく重く、玄関や改札、店内での取り回しに制約が出ることがあります。本記事では詳しい比較は扱いませんが、二人乗りを検討する場合は、毎日の動線で無理なく扱えるかを先に確かめてから機種選びに進むと失敗が少なくなります。軽いセカンド2台運用と二人乗りのどちらが暮らしに合うかを、まず運用面で比べてみてください。
二人目・年子のベビーカーでよくある質問
上の子のベビーカーを下の子にそのまま使ってもよいですか?
対象月齢が下の子の使い始めに合い、タイヤ・ベルト・フレームなどの状態に問題がなければ、使い回しは費用を抑えられる選択です。ただし上の子用に軽いB型を使っていた場合、B型は生後7か月頃からのため下の子の新生児期には使えません。型と対象月齢を公式表示で確認し、劣化やリコールの有無もメーカー公式で確かめてから判断してください。
年子だとベビーカーは2台必要ですか?
年子は上の子も下の子もベビーカーを使う時期が重なりやすいため、一台では足りない場面が出ます。下の子のメインに新生児対応の一台、上の子用に軽いセカンドを足す2台運用か、二人で移動できる手段を考えることになります。上の子の使用頻度が下がっていれば一台で足りることもあるため、二人の様子を見て判断してください。
二人目の2台目には軽いB型と新生児対応のA型、どちらを足せばよいですか?
下の子を新生児期から乗せるなら、メインは生後1か月対応のA型にし、上の子用に軽いB型をセカンドとして足す形が扱いやすくなります。どちらをメインにするかは、新生児期から頻繁に外出するか、上の子の送り迎えで身軽さが要るかで変わります。対象月齢と体重の上限を公式表示で確認して選んでください。
二人目用に新しく買うなら、上の子のときと選び方を変えるべきですか?
子どもが二人になると荷物が増え、外出時間も長くなりがちなので、荷物カゴの容量や押しやすさを上の子のとき以上に重視したくなることがあります。一方で送り迎えの身軽さが要るなら軽さを優先する判断もあります。二人になってからの移動パターンを思い浮かべて、重視点を見直すとよいでしょう。
二人乗りベビーカーは買ったほうがいいですか?
年子など二人とも長く乗せる家庭では候補になりますが、本体が大きく重く、玄関や改札、店内での取り回しに制約が出ることがあります。軽いセカンドを2台運用するほうが暮らしに合う家庭もあります。まずは毎日の動線で無理なく扱えるかを確かめ、運用面で比べてから機種選びに進むと失敗が少なくなります。
費用を抑えるにはどう進めればよいですか?
最初から2台そろえず、まず下の子の一台を使い、上の子の分が必要になった時期にセカンドを足すと無駄を減らせます。使う期間が短いものはレンタルで補う手もあります。対象月齢・体重制限・安全基準は子どもの安全に関わるため、使い回し・買い替え・2台目のいずれでも、各メーカーの公式表示と取扱説明書で確認したうえで使ってください。
関連: 費用を抑える選び方を見る
あわせて読みたい記事
二人目・年子のベビーカーをどうするか考えたら、1台目・2台目の基本的な役割分担も押さえておくと判断がぶれません。A型とB型の2台持ちの記事では、新生児期はA型、腰すわり後は軽いB型という分担や、用途で分ける2台持ちの考え方を整理しているので、二人目の2台運用にも応用できます。
一台で兼ねられないかが気になる場合は、AB型はいらない?の記事も参考になります。AB型(軽量A型)と、A型1台、A型・B型2台持ちを比べているので、二人目を含めた台数の最終判断に使えます。レンタルと購入の使い分けを知りたい人は、レンタルと購入どっちがいいかの記事もあわせて読んでみてください。
関連: AB型はいらない?を見る
二人目・年子で候補になるモデル
下の子の新生児期に合わせるメインには、生後1か月から使える両対面A型が候補です。アップリカのラクーナ クッション(公式表示で生後1か月〜36か月)のように、深いリクライニングと両対面を備えたモデルは、新生児期のメイン使いに向きます。
いつ・どのタイプが向くかの時間軸の目安(対象月齢はモデルごとに異なります)
対象月齢・体重制限はモデルごとに異なります。購入前に必ずメーカー公式表示でご確認ください。
上の子用のセカンドや、月齢差が大きい場合の軽い一台には、コンパクトなB型が選択肢です。3.3kgのアップリカ マジカルエアー AI、体重18kg・4歳頃まで使えるコンビのAcbee plus、22kgまで対応しコンパクトにたためるサイベックスのリベルなどが候補になります。各商品ページでは、型・対象月齢・本体重量・折りたたみサイズ・安全基準を公式表示ベースで整理しているので、上の子・下の子それぞれの役割と突き合わせて確認してください。